持ち出し装備

防災用の下着の備え方|何枚・どの素材を、どこに分けて置くか

根拠: 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」(2026年8月9日確認) ほか5件(記事末に一覧)

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防災用の下着で決めるのは、素材より先に枚数です。断水中は洗濯ができず、支援物資の下着が自分のサイズで届く保証もありません。「何日ぶん、洗わずに回せるか」を数字にすると、買うべきものが決まります。

目安は「最低3日分」から始める

備蓄の数量については、行政のチェックシートが基準を示しています。12

「最低3日間」は下限で、断水が長引く前提なら1週間分まで伸ばします。断水の期間そのものの目安は断水はいつまで続くかにまとめました。

洗えない前提で組む

避難生活では、洗濯機も水も使えません。それでも体の清潔は保つ必要がある、という位置づけです。34

体を拭いて下着を替える、という組み合わせで回ります。体の拭き方は断水中に体を拭く方法、タオルの枚数は防災用タオルは何枚必要かに整理しました。

3タイプの役割分担

タイプ役割目安
使い捨て下着洗えない最初の数日を埋める3日分以上
速乾の下着手洗いして翌日また使う2〜3枚
普段の下着在宅避難で洗える段階に戻ってから手持ちで足りる

使い捨ては「最初の数日」専用

個包装で場所を取らず、使ったら捨てられます。汚物と一緒に置かない前提で、防臭袋とセットで持ちます。ごみ収集が止まる期間は自宅に置くことになるので、袋は多めに。ごみが出せない期間の扱いはごみ収集停止時の対策にまとめました。

速乾は「洗える段階」で効く

給水が始まって少量の水が手に入ると、手洗いが選択肢に戻ります。乾きの速い素材なら、夜に洗って朝に着られます。洗剤を使わない洗い方や残り湯の使い方は断水時の洗濯の代用に整理しました。5

素材とサイズで見るときの基準

肌に当たる面が乾きやすいか、縫い目が擦れないか、サイズが合っているか。選ぶときはこの3点を見ます。避難生活では同じ姿勢が続く時間が長くなるので、動きにくい服装は避けておいたほうが過ごしやすくなります。

避難生活では、体を動かすこと自体が推奨されています。67

下着そのものが何かを予防するわけではありませんが、動きやすい服装のほうがこれらを実行しやすくなります。車中泊避難では同じ姿勢が続く時間がさらに長くなります。車中泊避難の注意点にまとめました。

女性の場合に足すもの

生理用品は下着とセットで数えます。避難所では入手も交換も難しくなるので、日数分を先に確保します。8

着替えや干し場所をどうするかは、プライバシーの確保と切り離せません。必要枚数の数え方は生理用品は何日分備蓄するか、避難所での過ごし方は避難所での女性の防犯にまとめました。持ち出し袋側のまとめ方は女性の防災バッグに整理しています。

自治体側も、身を守る道具をあわせて持つよう案内しています。9

高齢の家族・介護が必要な家族の場合

チェックシートでは、下着に隣接する品目も具体的に挙げられています。1011

サイズ違いは代用が効きません。日数の数え方は大人用おむつは何日分備蓄するかにまとめました。

置き分けは3か所

持ち出し袋 — 使い捨て下着を2〜3日分と、速乾を1枚。袋全体の詰め方は防災リュックの中身にまとめました。

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市販のセットに下着が入っていることは少ないので、中身を確認して自分で足します。

在宅備蓄 — 1週間分まで伸ばす分。クローゼットの普段使いの棚とは別の箱にまとめておくと、家族が探せます。

職場・車 — 帰宅困難で泊まることになった時の1日分。冬は防寒側も要ります。防災の冬の防寒に整理しました。

まとめ

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」2026年8月9日確認

    個人によってニーズは異なるが、一人あたり最低3日間の量を備蓄することが望まれる
    ↩ 本文へ
  2. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」2026年8月9日確認

    備蓄の品目や数量については女性と男性のニーズの違い、妊産婦や子育て家庭のニーズに配慮することが必要
    ↩ 本文へ
  3. 厚生労働省「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」2026年8月9日確認

    水が十分に確保できない時や入浴設備が整わない場合でも、病気や感染症予防等のために、体を清潔に保つことが大切です
    ↩ 本文へ
  4. 厚生労働省「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」2026年8月9日確認

    清潔を保つ方法としては、温かいおしぼりやタオル等を用いて体を拭いたり、足や手など部分的な入浴もあります
    ↩ 本文へ
  5. 東京都水道局「節水にご協力を」2026年8月2日確認

    風呂は浴槽の残り湯を洗濯や掃除に再利用する
    ↩ 本文へ
  6. 厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」2026年7月24日確認

    予防のためときどき軽い体操やストレッチ運動を行うことが挙げられている
    ↩ 本文へ
  7. 厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」2026年7月24日確認

    十分にこまめに水分を取ること、かかとの上げ下ろし運動やふくらはぎのマッサージが予防策として挙げられている
    ↩ 本文へ
  8. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(本文PDF)18 女性に対する暴力の防止・安全確保」2026年8月6日確認

    災害時には、また、避難所などのプライバシーを守ることが難しい環境において、性暴力が起こることがあります
    ↩ 本文へ
  9. 八潮市「八潮市「女性向け災害用備蓄のすすめ」」2026年7月24日確認

    避難所での生活で自分の身を守るための防犯ブザーやホイッスルなどの防犯グッズを用意するよう案内している
    ↩ 本文へ
  10. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」2026年8月9日確認

    大人用紙おむつ(各種サイズ、女性用、男性用)、おむつ用ビニール袋
    ↩ 本文へ
  11. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」2026年8月9日確認

    尿取りパッド(女性用、男性用)
    ↩ 本文へ