家族構成別

子供 留守番 地震|親がいない家で子どもが自分で決められる形にする

根拠: 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」(2026年8月15日確認) ほか8件(記事末に一覧)

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子どもが一人で留守番している時間に地震が起きたら。この心配は、子どもに知識を詰め込むだけでは減りません。とっさの判断は大人でも難しいからです。ここでは「子どもが考えなくても動ける形」に落とすことを目標に、揺れている最中・直後・その後の3段階に分けて整理します。

前提:家族がそろっているときに起きるとは限らない

「決めておく」の中身を具体化していきます。12

第1段階:揺れている間

やることは1つに絞ります。345

ここで子ども向けにやるべきなのは、「安全な場所」を抽象的な言葉ではなく、家の中の1か所として名指ししておくことです。リビングのローテーブルの下、と決めてしまえば選択の余地がなくなります。

猶予時間は長くありません。6

なお、緊急地震速報が必ず届くとは限らない点も押さえておきます。7

留守番中にテレビを消してゲームをしていれば、音は鳴りません。子どもの端末で速報を受け取れる設定になっているかは、一度確認しておく価値があります。受け取り方は緊急地震速報を受け取る設定に整理しました。

第2段階:揺れが収まった直後

やることは3つです。

  1. 出口を確保する
  2. 靴を履く
  3. 火の元とブレーカーには触らない(触ってよい範囲を決めておく)

「外に飛び出さない」も明文化しておきます。8910

足元の危険は大人が思うより深刻です。1112

子ども用の靴を玄関ではなく子ども部屋の枕元に置いておく、という配置だけで踏み抜きのリスクは下がります。選び方は防災用スニーカーの選び方にまとめました。

火については、子どもに消火を任せない前提で設計します。1314

停電したときに子どもがろうそくを探さなくて済むよう、明かりは電池式のものを子どもの手が届く定位置に置いておきます。子どもに持たせる明かりの考え方は子どもに持たせる防災ライトにまとめています。

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こんな人に充電式は残量が不安

選ぶ理由乾電池のみで動く割り切り設計

第3段階:連絡と、動くか動かないか

電話はつながらない前提で組みます。15

代わりの手段が2つあります。1つは伝言サービスです。1617

体験利用日に親子で一度使っておくと、当日いきなり操作するより確実です。使い方は災害用伝言ダイヤル171の使い方にまとめました。

もう1つは、遠くの親戚を経由する方法です。1819

祖父母など「被災地の外に住む1軒」を中継点に決め、そこの電話番号を子どもが持ち歩くカードに書いておきます。連絡ルールの決め方は家族の安否確認ルールに整理しました。

「家を出るか、家にいるか」も子どもに判断させません。原則は「親が帰るまで家にいる」にしておき、家にいられない場合の行き先を1か所だけ決めます。20

行き先の言葉は混同しやすいので、親子で同じ意味で使えるようにしておきます。21

違いの整理は避難場所と避難所の違いにまとめています。

閉じ込められたときや、外から見つけてもらいたいときのために、声より届く手段を1つ持たせておきます。

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こんな人に小さくて渡しやすい防災ギフトが欲しい

選ぶ理由キーホルダー型で日常携帯できる

子どもの行動より先に、家側の下ごしらえ

留守番中の安全は、子どもの動きより家の状態で決まる部分が大きいです。2223

子どもが長く過ごす部屋の家具配置と固定を先に済ませます。固定具の使い方はつっぱり棒での家具転倒防止を参照してください。

天井まわりも忘れがちです。2425

高層階に住んでいる場合は、揺れ方が違うことも伝えておきます。2627

「長い」と知らないと、収まらない揺れに耐えられず動き出してしまいます。

1回だけ、通しでやってみる

紙に書いたルールは動作になりません。休日に10分だけ、机の下に入る→靴を履く→ライトを点ける→伝言板に入れる、をひと続きでやっておきます。家族での訓練の組み方は家族の防災訓練を年1回に、持ち出す物は子ども用防災リュックにまとめました。連絡先を書いたカードの作り方は子どもの名札の書き方を参照してください。28

まとめ

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    災害は、家族が揃っているときに発生するとは限りません。自宅、学校、職場、出張先等、家族が離れ離れの状態で被災する可能性があります
    ↩ 本文へ
  2. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    災害が来てからでは遅い。日頃から、災害が起きた時にどのように行動するかを家族で決めておきましょう
    ↩ 本文へ
  3. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、身の安全を最優先に行動する
    ↩ 本文へ
  4. 総務省消防庁「地震に自信を―あなたを守る次の行動」2026年7月24日確認

    地震発生直後は丈夫な机の下に隠れてその脚を握り、クッションなどで頭を保護しながら揺れが収まるのを待つ
    ↩ 本文へ
  5. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    家庭では、頭を保護し、丈夫な机の下などの安全な場所に避難する、あわてて外に飛び出さない、無理に火を消そうとしないなど、台所、リビング、寝室、それぞれの場所で何をすべきかを考えてみましょう
    ↩ 本文へ
  6. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    緊急地震速報から強い揺れが到達するまでの猶予時間は、数秒から数十秒程度です
    ↩ 本文へ
  7. 気象庁「緊急地震速報の受信端末」2026年7月24日確認

    テレビ・ラジオは電源が切ってある場合、緊急地震速報を受信できない
    ↩ 本文へ
  8. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    揺れがおさまった時に、避難ができるよう出口を確保する
    ↩ 本文へ
  9. 総務省消防庁「地震に自信を―あなたを守る次の行動」2026年7月24日確認

    揺れがおさまったら出口を確保するために扉を開け、あわてて外に飛び出さない
    ↩ 本文へ
  10. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくるので外に飛び出さない
    ↩ 本文へ
  11. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    例えば、運動靴。割れた窓ガラスや食器が床一面に広がっていたら、素足ではとても歩けません
    ↩ 本文へ
  12. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    屋内で転倒・落下した家具類や ガラスの破片などに注意する
    ↩ 本文へ
  13. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    火を使っている時は揺れがおさまってから、あわてずに火の始末をする
    ↩ 本文へ
  14. 消防研究センター(総務省消防庁)「地震後の火災防止について(注意喚起)」2026年8月6日確認

    明かりや暖をとる目的で、屋内でろうそくなどの裸火は極力使用しないでください
    ↩ 本文へ
  15. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    地震などの災害発生時には、被災地への通話が集中し、個人の安否確認だけでなく、消防、警察への連絡などにも支障が起こります
    ↩ 本文へ
  16. 総務省「非常時における通信の概要」2026年7月24日確認

    災害用伝言サービスには、171番に電話をかける『災害用伝言ダイヤル(171)』、携帯電話のネット接続機能を使った『災害用伝言板』、インターネットを使用する『災害用伝言板(web171)』があります
    ↩ 本文へ
  17. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    これらのサービスは、年に数回の体験利用期間が設けられていますので、是非実際に使ってみましょう
    ↩ 本文へ
  18. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    離れた場所に住む家族や親戚、知人の家を連絡先に決め、そこを中継点にして家族の安否確認や連絡をとる方法です
    ↩ 本文へ
  19. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    これは、携帯電話やメールを使わない方にも活用いただける方法です
    ↩ 本文へ
  20. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    日頃から、自宅、学校、職場の近くや、通勤通学途中にある避難場所を確認しておきましょう
    ↩ 本文へ
  21. 内閣府「令和3年版 防災白書「指定緊急避難場所と指定避難所の確保」」2026年8月15日確認

    津波や洪水等による危険が切迫した状況において、住民等の生命の安全の確保を目的として住民等が緊急に避難する施設又は場所
    ↩ 本文へ
  22. 内閣府「広報ぼうさい 特集3 地震に備える」2026年9月1日確認

    近年発生した大きな地震でけがをした人の原因は、約30%から50%が家具類の転倒・落下・移動によるものでした
    ↩ 本文へ
  23. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    家具が倒れたときに、寝ている人、座っている人に直撃しないように、また出入り口をふさがないようにする等
    ↩ 本文へ
  24. 総務省消防庁「防災危機管理eカレッジ「8.照明器具等の落下防止」」2026年8月6日確認

    1本のコードでつってあるだけの照明器具は、チェーンとヒートンを使って数ヶ所をとめましょう
    ↩ 本文へ
  25. 総務省消防庁「防災危機管理eカレッジ「8.照明器具等の落下防止」」2026年8月6日確認

    その他、額ぶち、壁掛け時計なども固定しましょう
    ↩ 本文へ
  26. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    高層階では、揺れが数分続くことがある
    ↩ 本文へ
  27. 東京消防庁「地震 その時10のポイント」2026年8月15日確認

    大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、大きく移動する危険がある
    ↩ 本文へ
  28. 内閣府「広報ぼうさい 特集 家族で防災」2026年8月15日確認

    頭ではわかっていても、いざという時、急には体が動かなかったという経験は誰しもあること
    ↩ 本文へ