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速報が届く経路には条件がある
緊急地震速報は、テレビ・ラジオ・スマホなど複数の経路で流れます。ただし、どの経路にも動作条件があります。1
当たり前のようですが、これは就寝中はテレビ・ラジオ経路が機能しないということです。地震は時間を選ばないので、夜間の経路が何かを確認しておく意味があります。
就寝中に残る経路を数える
夜間に手元で使える経路を並べると、こうなります。
- スマホの緊急速報メール: 電源が入っていて、通知が切られていなければ鳴る。設定は機種によって変わるため実機で確認しておく
- 専用の受信端末: 常時電源が入っている前提の機器。テレビの電源に依存しない
- 家族の誰かが起きている場合の声かけ: 経路として当てにはできない
つまり、多くの家庭では夜間の経路がスマホ1本になっています。スマホを寝室に置かない習慣なら、経路はゼロです。
停電すると経路がさらに減る
台風や大雨のあと、停電したまま夜を迎えることがあります。この状態ではテレビも据置型の端末も使えません。乾電池で動くラジオが、電源に依存しない経路として残ります。
ラジオを備えるかどうかの判断は別記事で整理しています。
スマホを経路として維持するなら、電池を切らさないことが前提になります。
速報が鳴ってからできること
緊急地震速報は、揺れが来る前のわずかな時間を作るための仕組みです。この数秒から数十秒でできるのは、身を守る姿勢を取ることと、火のそばから離れることくらいです。
逆に言えば、その場で片付けられないものは事前に対策しておくしかありません。倒れてくる家具や、割れて飛散するガラスがそれにあたります。
→ 賃貸の家具固定
まとめ
- テレビ・ラジオは電源が切ってあると緊急地震速報を受信できない(気象庁)
- 就寝中はテレビ経路が機能せず、多くの家庭でスマホ1本になっている
- 寝室にスマホを置かない習慣なら、夜間の経路はゼロになる
- 停電時は乾電池で動くラジオが電源に依存しない経路として残る
- 速報で稼げる時間は短いため、家具固定やガラス対策は事前に済ませておく
備え全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
気象庁「緊急地震速報の受信端末」2026年7月24日確認
↩ 本文へテレビ・ラジオは電源が切ってある場合、緊急地震速報を受信できない