住まいの安全

窓ガラスが割れたときの応急処置|段ボールと養生テープの使い方

根拠: 京都市防災ポータルサイト「り災証明書・被災証明書について」(2026年8月2日確認) ほか2件(記事末に一覧)

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順番を間違えると、けがをするか記録を失う

窓が割れると、まず塞ぎたくなります。しかし先に塞ぐと、破片を踏み、被害の記録も残りません。順番は次のとおりです。

  1. 人を遠ざける(子ども・ペットを別の部屋へ)
  2. 身を守る格好にする(手袋・底の硬い靴・長袖)
  3. 写真を撮る(片づける前)
  4. 大きな破片を取り除く
  5. 開口部を塞ぐ
  6. 細かい破片を片づける

3を飛ばしがちですが、後から取り戻せません。

身を守る格好にしてから触る

割れたガラスの片づけは、装備がすべてです。

素足・サンダルで近づかないでください。飛散した破片は、割れた窓から数メートル離れた場所まで飛びます。

踏み抜き防止スリッパの選び方

片づける前に写真を撮る

保険や公的支援の手続きでは、被害の状況が判断材料になります。京都市は撮り方をこう案内しています。1

同市は、保険と公的支援での扱いの違いにも触れています。2

保険会社へは別途、写真と状況の説明を求められます。割れた窓の全体、破損部分の寄り、室内側の状況の3枚を撮っておけば足りることが多いものです。賃貸の場合は、この時点で管理会社にも連絡してください。

り災証明書の手続き

段ボールと養生テープで塞ぐ手順

材料は段ボール、養生テープ、ポリ袋(ゴミ用)、ほうきとちり取りです。

手順

  1. サッシに残ったガラスを外す: 手袋をして、上から下へ抜き取る。無理に力を入れず、動かないものは残す
  2. サッシの溝の破片を取る: 溝に残った破片は、後で手を切る原因になる。ガムテープを貼って剥がすと取れる
  3. 段ボールを開口部より一回り大きく切る: 窓枠の内側ではなく、枠に重ねる形で当てる
  4. 室内側から当てて、四辺を養生テープで留める: 風で押される側が室内なので、室内側から当てると外れにくい
  5. 雨が吹き込む場合は、外側にポリ袋を切り開いて重ねる: 段ボールは濡れると強度が落ちる
  6. テープは枠の側に貼る: ガラス面や壁紙に直接貼ると、剥がすときに傷める

養生テープを選ぶのは、粘着が弱く剥がしやすいためです。ガムテープや布テープは強く留まりますが、剥がすときにサッシの塗装や壁紙を持っていきます。応急処置は数日〜数週間続くことがあるので、剥がしやすさを優先してください。

強風が続いている間は、塞ぐ作業自体を後回しにする判断もあります。台風の最中にベランダ側の窓を塞ごうとすると、風にあおられて危険です。風が弱まるまで、その部屋を閉め切って近づかないほうが安全です。

細かい破片の片づけ

大きな破片を取ったあとが本番です。

数日は同じ場所から破片が出てきます。その部屋では当分スリッパを履くようにしてください。

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次に割らせないための備え

応急処置が済んだら、再発防止に移ります。気象庁は台風への備えをこう示しています。3

窓が割れる原因は、風圧そのものより飛んできた物の衝突であることが多いものです。つまり対策は窓側だけでなく、ベランダや庭に置いたものの側にもあります。4

窓の補強としては、飛散防止フィルムを貼っておく方法があります。割れること自体は防げませんが、破片の飛び散り方が変わります。

窓ガラスの飛散防止フィルム

ベランダの台風対策(飛散物)

台風前日にやることリスト

手元に置いておくもの

養生テープは、応急処置以外にも家具の仮留めや荷物のまとめに使えます。台風シーズン前にまとめて買っておくと、直前に品切れで探すことがありません。

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養生テープ(飛散防止テープ・5巻セット)

こんな人に台風前に窓が心配

選ぶ理由飛散防止フィルムの代替にはならない前提で紹介

まとめ買いしておくと、複数の窓を同時に処置する場面でも足ります。使い切らなくても劣化しにくく、置いておける道具です。

破片の上を歩く前提なら、底の丈夫な履き物を室内用に用意しておくと安心です。

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防災ルームシューズ

こんな人に職場や親戚に配る小さな防災ギフトを探している

選ぶ理由踏み抜き防止の防災スリッパ。日常のルームシューズとして使えるので置き場に困らない

寝室の枕元に置いておくと、夜中に窓が割れたときそのまま履いて動けます。

まとめ

窓が割れる原因の多くは飛来物です。備え全体は台風への備えリストも参照してください。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 京都市「京都市防災ポータルサイト「り災証明書・被災証明書について」」2026年8月2日確認

    被害を受けた部位について、その内容が明らかになるよう写真を撮ります写真の撮影日がわかるように撮影してください
    ↩ 本文へ
  2. 京都市「京都市防災ポータルサイト「り災証明書・被災証明書について」」2026年8月2日確認

    民間保険会社の保険金の請求については、り災証明書は基本的に不要公的な被災者支援制度などを利用する際に、必要となる場合があります
    ↩ 本文へ
  3. 気象庁「自分で行う災害への備え」2026年9月1日確認

    窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
    ↩ 本文へ
  4. 東京消防庁「東京消防庁「台風・大雨に備えよう」」2026年9月1日確認

    断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する
    ↩ 本文へ