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「室内履きなら何でもいい」わけではない
夜間に地震が起きたとき、多くの人は裸足かスリッパのまま行動します。しかし普通のスリッパは底が薄く、床に散らばった破片を踏み抜いてしまうことがあります。防災用のスリッパは、この「踏み抜き」を防ぐ構造が最大の違いです。
家具の転倒・落下は、けがの主要な原因になっている
内閣府は、地震でけがをした人の原因の多くが家具類の転倒・落下・移動によるものだと公表しています。1
家具が倒れる・落下すると、食器棚のガラス、蛍光灯、家電のガラス部分などが同時に割れ、床一面に破片が散らばります。就寝中に地震が起きた場合、暗い中でこの破片の上を歩かざるを得ない状況が想定されます。
普通のスリッパとの違い
| 種類 | 底の構造 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 一般的なルームスリッパ | 薄いウレタンやフェルト底 | 普段の室内履き |
| 踏み抜き防止スリッパ | 金属プレートや強化樹脂を内蔵した底 | 地震直後、床にガラス片が散乱した室内 |
踏み抜き防止タイプは、底に薄い保護材を仕込むことで、通常のスリッパに近い履き心地を保ちながら踏み抜きへの耐性を高めた作りになっています。
普段使いできるかで選ぶと備えやすい
防災用として押し入れにしまい込むと、いざというときに場所を思い出せなかったり、サイズが合わなくなったりします。見た目が普段のルームシューズに近いタイプを選び、寝室やリビングで日常的に履いておくと、非常時にもすぐ足元にある状態を維持できます。
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選ぶときは、踏み抜き防止材が靴底の全面に入っているか、普段履きできるサイズ展開があるかを商品ページで確認してください。
まとめ
- 地震によるけがの約30〜50%は家具の転倒・落下が原因で、ガラス片の散乱を伴いやすい
- 一般的なスリッパは底が薄く、踏み抜きへの耐性がない
- 踏み抜き防止タイプを、普段のルームシューズとして日常的に履いておくと備えになる
散乱の原因になる窓ガラス対策は窓ガラスの飛散防止フィルムは必要か、手のけが対策は防災用手袋の選び方、備え全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
内閣府「広報ぼうさい 特集3 地震に備える」2026年9月1日確認
↩ 本文へ近年発生した大きな地震でけがをした人の原因は、約30%から50%が家具類の転倒・落下・移動によるものでした