災害別

台風への備えリスト|直前でも間に合うことと、事前にしか準備できないこと

根拠: 気象庁「自分で行う災害への備え」(2026年9月1日確認) ほか4件(記事末に一覧)

本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。

台風の備えは「間に合うもの」と「間に合わないもの」がある

台風の備えは2種類に分かれる 台風接近が分かってから直前でも間に合う備えと、事前にしか準備できない備えの一覧。 台風接近 直前でも間に合う 台風接近が分かってから 側溝・排水口の掃除 飛ばされそうな物の固定・格納 窓・雨戸の施錠と補強 浴槽に水・スマホ満充電 事前にしか準備できない 飲料水・食料の備蓄 窓の飛散防止フィルム 停電時の明かり・電池 簡易トイレ
直前でも間に合う備えと、事前にしか準備できない備えを分けて確認します。

台風は地震と違って接近が数日前から分かる災害です。そのぶん直前にできることは多いのですが、逆に「今から買っても間に合わない」ものもあります。この記事では、備えを直前でも間に合うもの事前にしか準備できないものに分けて整理します。

直前(接近が分かってから)でも間に合うこと

気象庁は、家の外の備えを「大雨が降る前、風が強くなる前に済ませる」よう案内しています。具体的には次の3つです。

  1. 側溝・排水口の掃除(水はけを良くしておく)
  2. 飛ばされそうな物の固定・屋内への格納(植木鉢、物干し竿、ゴミ箱など)。中に入れる物・固定する物・動かせない物の切り分けはベランダの台風対策、動かせない設備の代表例はエアコン室外機の台風対策で扱っています。庭・駐車場まわりは後述の「家の外まわり」で個別に扱います
  3. 窓・雨戸の施錠と補強

出典:

あわせて東京消防庁は、断水と停電の両方を想定した準備を挙げています。

つまり直前にやることは、浴槽に水を張る・飲料水を買い足す・ライトと電池を出しておく・スマホとモバイルバッテリーを満充電にするまで含みます。

家の外まわり(外構)は、設備ごとに手が違う

「飛ばされそうな物を片づける」で済むのは、動かせる物だけです。動かせない設備は、事前にしか手を打てないもの前日にできるものが設備ごとに分かれます。ここを設備別に分けておくと、前日に何をするかで迷いません。

設備事前にしかできないこと前日にできること
フェンス・塀基礎と控え壁の改修、支柱ピッチの見直し周囲の物を片づける。立てかけた物をどける
カーポート基準風速に合った製品を選ぶサポート柱を立てる。車の避難先へ移す
物置アンカー工事(規定量)扉を閉めて施錠する。上に載せた物を下ろす
ラティスポストの基礎、金具の更新外して寝かせ、重しを載せる
自転車置き場所(屋内に入れられるか)屋内へ入れる。倒す。カバー類を外す

飛来物の被害は、大きい物より面積があって軽い物から出ます。1

予報の数字の読み方にも注意が要ります。2

平均風速で「うちは大丈夫」と判断しない。 壊すのは瞬間風速のほうです。

避難の判断は「警戒レベル」で決める

雨風が強まってから避難先を考えるのは危険です。警戒レベルごとの行動は国が定義しています。

レベル取るべき行動
1最新の防災気象情報を確認し、心構えを高める
2ハザードマップで危険区域・避難場所・避難経路を再確認する
3高齢者・障がいのある方などは危険な場所から避難する
4対象地域の人は全員、危険な場所から避難する
5直ちに命を守る行動をとる(すでに災害が発生または切迫)

出典: 首相官邸「防災気象情報と警戒レベル」

レベル2の段階でハザードマップを見る、というのが公式の想定です。避難先の確認は「まだ風雨が弱いうち」の作業だと考えてください。レベルごとの意味は警戒レベルの意味、自宅の浸水リスクの調べ方はハザードマップの見方にまとめています。

事前にしか準備できないこと

自分の家族構成での必要量をまだ確認していない場合は、台風が近づく前に計算しておくと数量に迷わず買い足せます。

備蓄量計算ツールで自分の必要量を出す

直前に手に入りやすい補助アイテム

窓に養生テープを×印に貼る方法は広く知られていますが、公的機関が窓ガラス対策として挙げているのは飛散防止フィルムで、養生テープをその代替と考えるのは避けてください。あくまで家具の固定や、割れたガラスの応急処置、段ボールでの目張りなど、直前の補助作業に使える資材として持っておくと役立ちます。

PR
養生テープ 5巻セット(飛散防止テープ・50mm×50M)

こんな人に台風前に窓が心配

選ぶ理由飛散防止フィルムの代替にはならない前提で紹介

停電に備えて充電しておく機器も、家族の人数分あるかを確認しておきます。台数が足りているかは、同時に充電が必要な人数で数えてください。1台を家族で回すと、夜間に誰かが必ず切れます。

PR
モバイルバッテリー 10000mAh(3台同時充電・PSE認証)

こんな人に停電でスマホが使えなくなる

選ぶ理由家族分を確保しやすい価格帯

PR
LEDランタン 1000ルーメン(防滴・乾電池式)

こんな人に停電で部屋が真っ暗になる

選ぶ理由電池式で長期保管に向く据置ランタン

PR
給水タンク 20L(折りたたみ・コック付き)

こんな人に給水車まで水を運べない

選ぶ理由折りたたみで平時は場所を取らない

まとめ

何から揃えるか迷っている場合は、防災グッズで本当に必要なものリストで優先順位を確認してから買い足してください。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 気象庁「風の強さと吹き方(表)」2026年8月19日確認

    飛来物によって負傷するおそれがある。
    ↩ 本文へ
  2. 気象庁「風の強さと吹き方(表)」2026年8月19日確認

    風の吹き方は絶えず強弱の変動があり、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多いですが、大気の状態が不安定な場合等は3倍以上になることがあります。
    ↩ 本文へ