避難・睡眠

在宅避難で必要なものリスト|避難所に行かない前提の備えチェック

根拠: 内閣府(防災担当)「在宅・車中泊避難者等の支援の手引き」(2026年8月6日確認) ほか5件(記事末に一覧)

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「在宅避難」は国が位置づけている概念

在宅避難とは、自宅にとどまって災害をやり過ごすことです。内閣府はこの言葉を制度上定義しています。1

自宅の被害が軽微であれば、避難所に行くより在宅避難のほうが生活の質を保ちやすいとされています。2

在宅避難と持ち出し避難の違い

避難所へ向かう前提のリストは「持ち出せる量」に制約されますが、在宅避難は自宅にとどまる分だけ多めに備蓄できるのが違いです。反面、支援物資が届くまでのインフラ途絶を、自分の備蓄だけで乗り切る必要があります。

必要なものは3つの柱で決まる

在宅避難の備えは、水・トイレ・食料の3つが土台になります。

項目公的な目安出典
1人1日3リットル × 最低3日分、できれば1週間分内閣府「自然災害への備えは万全ですか?」
トイレ1人1日5回 × 最低3日分内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」
食料最低3日分、できれば1週間分×人数分農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(1)」

この3つは家族人数と日数を掛けるだけで必要量が出ます。

備蓄量計算ツールで自分の必要量を出す

置き場所は1か所に集めない

農林水産省は、家庭内での分散収納を勧めています。3

在宅避難は持ち出す前提がない分、1か所にまとめて置いても困らないと考えがちですが、停電で暗い中を移動することを考えると、複数箇所に分けておくほうが取り出しやすくなります。部屋ごとに何を置くかの決め方は備蓄の分散収納にまとめています。

在宅避難用リストの実際

在宅避難で必要なもの 水、簡易トイレ、食料は人数かける日数分を備え、明かりは停電時のライトと予備電池を火を使わずに用意する。 飲用・調理用として トイレ 簡易トイレを 食料 加熱不要のものを含めて 人数 × 日数 明かり 停電時の ライトと 予備電池 火を 使わない
在宅避難に備える水・トイレ・食料・明かり

ゼロから揃える場合は、一通り入った防災セットを起点に、水・簡易トイレ・保温用品を人数分買い足す組み方が現実的です。買い足す分は人数×日数で必要量が決まるため、上のリンク先の計算方法で先に量を出してから注文すると過不足が出にくくなります。

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HIH 防災セット 1人用(ハザードリュック36点)

こんな人に何を揃えればいいか分からず、最初の1セットを決めきれない

選ぶ理由36点が最初から入った1人用。福島県企業の開発で、まず1人分を確保する入口向け

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保存水 5年 2L×6本

こんな人に水道水のくみ置きだけでは日数が足りない

選ぶ理由5年保存で入れ替えの手間が少ない。くみ置き(3日)の先を受け持つ長期保存水

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簡易トイレ 15年保存タイプ(60〜600回)

こんな人に回数分を買ったが、点検と入れ替えの手間を減らしたい

選ぶ理由15年保存で60〜600回まで回数を選べる。日本防災安全協会の認証品

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アルミシート エマージェンシーシート

こんな人に避難先で体が冷える

選ぶ理由かさばらない保温の最小装備

まとめ

マンション特有の制約はマンション・高層階の防災対策、全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 内閣府(防災担当)内閣府「在宅・車中泊避難者等の支援の手引き」2026年8月6日確認

    『在宅避難者』とは、単に災害時に自宅等で生活を行っている人を広く指すものではなく、災害によるガスや水道といったインフラの途絶や物流網の途絶、家屋への被害等のため、自らの備蓄を利用し、或いはなんらかの支援を受けて避難生活を送る人であり、必要な支援を実施する必要がある
    ↩ 本文へ
  2. 東京都「マンション防災」2026年9月1日確認

    耐震基準を満たしたマンション等は、被害が軽微であれば在宅避難が可能となる
    ↩ 本文へ
  3. 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(9)」2026年8月6日確認

    キッチン、押し入れ、リビング、寝室のクローゼットなど、家の中にあるいろいろな隙間スペースを見つけて、分散収納しましょう
    ↩ 本文へ