家族構成別

赤ちゃんのおむつは何枚備蓄する?交換回数から必要枚数を出す

根拠: 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」(2026年8月9日確認) ほか3件(記事末に一覧)

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結論:枚数は「1日の交換回数 × 日数 × 1.2」で出す

赤ちゃんのおむつの備蓄枚数に、全家庭に当てはまる正解の数字はありません。月齢によって交換回数が大きく変わるためです。そこで、自宅の実績から計算します。

計算式はこうなります。

1日の交換回数 × 備える日数 × 1.2(余裕分)= 備蓄枚数

余裕分の1.2は、下痢や発熱で交換が増える日を見込む係数です。まずは平常時の交換回数を3日ぶん数え、その平均を使ってください。

日数の下限は公的資料が示しています。

根拠:1

何日分にするか:3日は下限、狙いは1週間

3日分は最低ラインです。おむつは支援物資でもサイズが合うとは限らず、配布の順番も後になりがちです。ライフラインの復旧には時間がかかることが想定されています。

根拠:2

日数別に、計算結果の目安を並べると次のようになります。

備える日数計算(1日10枚の家庭の例)置き方
3日(下限)10 × 3 × 1.2 = 36枚持ち出し袋に入る量。玄関に置く
5日10 × 5 × 1.2 = 60枚未開封1パックでおおむね賄える
7日(目安)10 × 7 × 1.2 = 84枚1パック+開封中のパックで回す

「1日10枚」は例です。自宅の実測値に置き換えて計算してください。新生児期は交換回数が多く、月齢が進むと減っていく傾向があるため、同じ枚数でも持つ日数が変わります。

選ぶ基準:サイズアップを前提にすると買い方が決まる

おむつ備蓄で最も多い失敗は、買い置きしたサイズが合わなくなることです。食品の賞味期限と違い、おむつは期限より先に体が大きくなります。

そこで、次の2点で買い方を決めます。

考え方は食品のローリングストックと同じです。

根拠:3

普段のストックを1パック多めに持ち、古いほうから使う。これだけで備蓄が別枠にならず、サイズが合わなくなる前に消費できます。

セットで持つか、家にあるもので組むか

判断は「今の在庫が持ち出せる形になっているか」で分かれます。

状況選ぶもの理由
何も分けていない赤ちゃん用の持ち出しセットおむつ以外の抜けを同時に埋められる
おむつだけは多めにある単品で防臭袋・おしりふきを足すセットは重複が出やすい

セットを選ぶ場合は、おむつが何枚入っているかではなく、確認リストが付いていて自分で足せるかを基準にしてください。おむつは月齢で必要枚数もサイズも変わるため、セットの中身は土台として使い、枚数は自宅で調整するほうが無駄が出ません。

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選ぶ理由確認リスト付きで自分で足せる

リュックごと一式を決めたい場合は、月齢対応をうたうベビータイプのセットもあります。背負う人が誰かを決めてから、総重量を確認してください。

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こんな人に赤ちゃん用の防災セットが分からない

選ぶ理由月齢対応セットで抜け漏れ防止

おむつと同時に数えるもの

おむつだけを増やしても、断水中は処理で詰まります。同じ枚数の分母で数えるものが3つあります。

袋類は公的なチェックシートでも品目として挙げられています。

根拠:4

紙おむつをトイレの代わりに使う場面の可否は紙おむつは簡易トイレの代わりになるかで扱っています。

家族全員を同じ枠で数える

赤ちゃんのおむつを数え終えたら、同じ計算を家族の排泄回数にも当てます。避難所を対象にした国のガイドラインは、平均的な使用回数の目安を示しています。

根拠:5

大人1人あたり1日5回で計算すると、家族3人なら1日15回分の携帯トイレが要ります。介護用の紙おむつを備える場合の考え方は大人用紙おむつの備蓄は何日分かにまとめています。

よくある質問

Q. 開封済みのパックは備蓄に数えてよいですか 数えて構いません。ただし持ち出し用には未開封の1パックを別に確保しておくと、袋のまま持ち出せます。

Q. サイズが合わなくなったおむつはどうしますか 使い切れない分は、下に敷く用途や汚物の吸収用として自宅の備蓄に回せます。処分する前に用途を1つ決めておくと無駄が減ります。

Q. ミルクや離乳食は別に数えますか 別枠で数えます。ミルクは乳児用液体ミルクの備蓄、離乳食は離乳食の備蓄はベビーフードでどう組むかで扱っています。全体の一覧は赤ちゃんがいる家庭の防災リストを見てください。

まとめ

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点(便利帳)備蓄チェックシート」2026年8月9日確認

    個人によってニーズは異なるが、一人あたり最低3日間の量を備蓄することが望まれる
    ↩ 本文へ
  2. 東京都福祉局「災害時に備えて 知っていますか?乳児用液体ミルク」2026年7月24日確認

    大規模災害では電気・ガス・水道などライフラインの復旧に1週間以上かかるおそれがある
    ↩ 本文へ
  3. 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(2) ローリングストック」2026年8月6日確認

    普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法
    ↩ 本文へ
  4. 内閣府男女共同参画局(同上)2026年8月9日確認

    大人用紙おむつ(各種サイズ、女性用、男性用)、おむつ用ビニール袋
    ↩ 本文へ
  5. 内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン(令和6年12月改定)」2026年7月24日確認

    トイレの平均的な使用回数は1日5回
    ↩ 本文へ