外出先・車

徒歩帰宅の準備と持ち物|帰るかとどまるかを判断する基準

根拠: 内閣府(防災担当)「帰宅困難者等対策」(2026年8月2日確認) ほか2件(記事末に一覧)

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装備より先に「歩き出してよいか」を決める

徒歩帰宅の準備というと、まず靴や持ち物の話になりがちです。しかし公的な対策の順序は逆で、歩き出さないことが原則という立て付けになっています。

一斉帰宅が抑制されるのは、道路や駅周辺の混雑が救助・消火活動の妨げになるためです。東京都の条例も、事業者に対して従業者の一斉帰宅の抑制と3日分の備蓄を求めています。

つまり徒歩帰宅は「最初にとる行動」ではなく、とどまる選択が成り立たなくなったときの手段です。

歩き出す前に確認すること

判断材料が揃わないまま出発するのが最も危険です。次の順で確認します。

確認内容
家族の安否連絡が取れているか。安否確認の手段を平時に決めてあるか
とどまれるか職場や施設に留まれる場所と備蓄があるか
交通の再開見込み代替輸送の有無。再開見込みが立つなら待つほうが安全
経路の状況火災・浸水・倒壊・通行止めの情報。夜間かどうか
自分の体力と装備距離に対して靴・水・明かりが足りているか

家族の安否確認は、電話がつながらない前提で手段を決めておく必要があります。

災害用伝言ダイヤル171の使い方

経路上に支援を受けられる場所がある

歩くと決めた場合、途中で水やトイレを使える場所が設定されています。

自分の通勤経路上にどの施設があるかは、平時に地図で確認しておかないと当日は探せません。歩く距離が長いほど、水とトイレの位置が行動を左右します。

持ち物

割れたガラスを踏む可能性がある経路では、足元の装備が事故を左右します。

踏み抜き防止スリッパの選び方

日常的に持ち歩く分をあらかじめ絞っておくと、当日に慌てて詰める必要がなくなります。

防災ポーチの中身|毎日持ち歩く最小構成

途中で引き返す判断も用意しておく

歩き始めてから状況が悪化することもあります。どこまで進んだら引き返すかを出発前に決めておくと、判断が遅れません。日没時刻、経路上の代替避難先、体力の限界地点をあらかじめ決めておきます。

職場側の備えが整っていれば、そもそも歩き出さずに済む可能性が上がります。

オフィスの防災備蓄と帰宅困難

まとめ

備え全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。