災害別

簡易水のうの作り方|ゴミ袋でできる浸水と排水口の逆流対策

根拠: 草加市「家庭での簡易水防〜「水のう」の活用をおすすめします〜」(2026年8月7日確認) ほか6件(記事末に一覧)

本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。

土のうが手に入らなくても、水のうなら当日できる

大雨で浸水のおそれがあるとき、玄関や排水口をふさぐ道具として土のうがあります。ただ、砂を運ぶには重さと時間の問題があります。自治体はゴミ袋を使う代替手段を案内しています。1

材料はゴミ袋と水道水だけです。使い終わったら水を捨てて袋を畳めるので、保管の場所も取りません。

何に効くのか

用途が2つある点が重要です。外から入ってくる水を止めるだけでなく、内側の排水口から噴き上がってくる水を押さえる使い方があります。都市部の浸水では、後者のほうが先に起きることがあります。2

作り方

基本(ゴミ袋2枚)

  1. ゴミ袋を二重にする
  2. 中に半分程度の水を入れる
  3. 袋の中の空気を抜く
  4. 口を結ぶ

水を入れすぎないのがコツです。半分程度にすると持ち運べる重さに収まり、置いたときに形が広がって隙間を埋めてくれます。

積み重ねるなら土のう袋と併用する

葛飾区は、形が崩れにくい作り方を案内しています。345

袋の口は「ねじりながら結ぶ」と書かれています。ただ縛るより水が漏れにくくなります。6

玄関前に高さを出したい場合は、土のう袋を併用する形になります。土のう袋だけは平時に買っておくと、当日に慌てません。

置き場所は「外から」と「内から」の両方

外から入る水を止める

段ボールやレジャーシートと組み合わせて、水のうを重しにする使い方もあります。土のうと同じで、完全に止水できるわけではなく、入る量と速度を落とすための手当てだと考えてください。

内から噴き上がる水を押さえる

集合住宅では、この用途の重要度が上がります。78

地震で排水管が壊れた場合の判断はマンションの排水管とトイレ再開にまとめています。

台風なら、前日までに作る

作業は水を入れるだけですが、雨が強くなってからでは屋外に出られません。910

浴槽に水を張るのと、水のうを作るのは同じタイミングでできます。台風前にやることの全体像は台風の備えリスト、ベランダの片付けはベランダの飛散物対策を参照してください。

そもそも浸水するのかを先に見る

想定される深さによって、水のうで足りるのか、そもそも避難すべきなのかが変わります。深く浸かる想定の場所では、水のうを作るより早く出るほうが優先です。1112

判断の順番は在宅避難か避難所かの判断、地図の見方はハザードマップの見方にまとめています。

まとめ

断水中のトイレの流し方はバケツでトイレを流す方法にまとめています。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 草加市「家庭での簡易水防〜「水のう」の活用をおすすめします〜」2026年8月7日確認

    ゴミ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます。袋の中の空気を抜いて、口を結び、完成です
    ↩ 本文へ
  2. 草加市「家庭での簡易水防〜「水のう」の活用をおすすめします〜」2026年8月7日確認

    家の中への浸水を防ぐことはもちろん、トイレや風呂場、洗濯機などの排水口からの水の逆流を防ぐことができます
    ↩ 本文へ
  3. 葛飾区「家庭でできる簡易水のう等について」2026年8月7日確認

    40リットル程度のごみ袋と土のう袋を1枚ずつ用意します
    ↩ 本文へ
  4. 葛飾区「家庭でできる簡易水のう等について」2026年8月7日確認

    土のう袋の中にごみ袋を重ね、持ち運べる程度まで水を入れます
    ↩ 本文へ
  5. 葛飾区「家庭でできる簡易水のう等について」2026年8月7日確認

    水を入れたごみ袋の空気を抜き、ねじりながら口を結びます
    ↩ 本文へ
  6. 葛飾区「家庭でできる簡易水のう等について」2026年8月7日確認

    土のう袋はゴミ袋だけよりも形を保ちやすいため、水のうの積み重ねが可能です
    ↩ 本文へ
  7. 東京都下水道局「災害時のトイレ対策について」2026年8月6日確認

    配管などが破損していると下水が詰まって汚水が逆流したり、破損したところから噴出することがあります
    ↩ 本文へ
  8. 東京都下水道局「災害時のトイレ対策について」2026年8月6日確認

    特に集合住宅の場合は、下の階のお宅へ汚水が逆流する場合があります
    ↩ 本文へ
  9. 気象庁「自分で行う災害への備え」2026年9月1日確認

    風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
    ↩ 本文へ
  10. 東京消防庁「台風・大雨に備えよう」2026年9月1日確認

    断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する
    ↩ 本文へ
  11. 国土交通省「水害から身を守る」2026年8月6日確認

    洪水ハザードマップには、水につかると予想される場所が深さごとに色分けして描かれていて、避難所の位置や連絡先、消防署や警察署の場所などの情報が示されています
    ↩ 本文へ
  12. 内閣官房「防災気象情報と警戒レベル」2026年7月24日確認

    警戒レベルは1から5まであり、レベル4までに必ず避難することとされている
    ↩ 本文へ