トイレ

簡易トイレはダイソーで何が買える?実際の商品一覧と100均の限界

根拠: 経済産業省「トイレ備蓄 忘れていませんか」(2026年8月9日確認) ほか10件(記事末に一覧)

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100均の簡易トイレは「使えない」ではなく「足りない」

100円ショップの防災コーナーには、携帯トイレや簡易トイレが並んでいます。結論から言うと、製品として使えないわけではありません。足りないのは数です

必要量を先に置くと理由がはっきりします。経済産業省「トイレ備蓄 忘れていませんか」(「1人あたり35回分(7日分)の災害時トイレの備蓄が必要です」)としています。100均の商品は1袋あたり1回〜10回分が中心なので、1人分をそろえるだけでも袋の数が積み上がります。家族分となると、売り場の在庫量のほうが先に尽きます。

ダイソーで実際に買える簡易トイレ・携帯トイレ(2026年8月時点)

ダイソー公式ネットストアで「簡易トイレ」を検索して、商品ページまで確認できたものを一覧にします。

商品名回数・内容方式税込価格
非常用簡易トイレ(1セット)1回分(トイレ用袋+凝固剤)洋式便器に袋を取り付け・凝固剤(吸水性ポリマー)110円
非常用簡易トイレ(10セット)10回分(トイレ用袋×10・凝固剤×10・処理袋×4)洋式便器に袋を取り付け・凝固剤550円
緊急簡易トイレ 1回分1回分(汚物袋+凝固剤+処理袋)凝固剤(高分子ポリマー+消臭ウッドパウダー)。バケツでも使用可110円
片手でカンタン!携帯簡易トイレ1回分(約350ccまで対応)高吸水性樹脂の携帯ミニトイレ型110円
備蓄用ポータブル簡易和式トイレ1回分(排泄袋1枚+凝固剤1袋)袋自体が便器状になり、しゃがんで使うタイプ110円
目かくしポンチョ(簡易トイレセット)1回分+目かくしポンチョ・処理袋・ティッシュ凝固剤+プライバシー確保用ポンチョ220円

※価格・ラインナップはいずれも2026年8月24日時点・ダイソー公式ネットストア調べ。店舗の品ぞろえ・在庫は異なる場合があります。当サイトは原則として価格を記載しませんが、この記事は「いくらで買えるか」が検索意図の中心のため、時点を付して記載しています。

一覧から読み取れることが2つあります。

  1. 回数をそろえるなら10セット、1回分の小袋は試用・持ち歩き向き。数を積み上げる買い方には向きません
  2. 公式ネットストアの商品ページには、上記いずれも保存期間の記載が見当たりません(2026年8月24日時点)。長期保存をうたう防災用品と違い、入れ替え前提で管理する必要があります

セリア・キャンドゥはどうか

キャンドゥは公式ネットショップの「簡易トイレ」検索で7件が確認できます(2026年8月24日時点)。「片手でかんたん!携帯簡易トイレ」(税込110円)のほか、「簡易トイレ8回分」(税込550円)のようなまとめ売りもあり、構成はダイソーとほぼ同じです。

セリアは公式サイトに個別商品の通販ページがなく、ラインナップと価格をオンラインで確認できません。店舗により取り扱いが異なるため、店頭の防災コーナーで確認してください。

100均で買えるものと、確認すべき3点

100均の簡易トイレで確認する3点 入数、凝固方式、保存期間について、100均でよくある仕様と購入時の判断を対応させた比較表。 確認すること 100均でよくある仕様 入数 1回分の小袋が中心。 まとめ売りでも10回分程度 判断: 試用向け。本数は埋まらない 凝固方式 粉末の凝固剤、または吸水シート 判断: 方式が明記されているか確認 保存期間 記載がない商品が多い (上記のダイソー6商品も 公式ページに記載なし) 判断: 記載がないものは入れ替え前提で扱う
100均簡易トイレの仕様と確認ポイント3点
確認すること100均でよくある仕様判断
入数1回分の小袋が中心。まとめ売りでも10回分程度試用向け。本数は埋まらない
凝固方式粉末の凝固剤、または吸水シート方式が明記されているか確認
保存期間記載がない商品が多い(上記のダイソー6商品も公式ページに記載なし)記載がないものは入れ替え前提で扱う

方式の違いは製品全般に共通していて、神奈川県「携帯トイレを備蓄しましょう」(「便器に袋を取り付けて、吸水シートで吸収するタイプや凝固剤で固めるタイプがあります」)としています。粉末とシートの向き不向きは簡易トイレの凝固剤は粉末とシートどちらがよいかで比べています。

保存期間の差も無視できません。同じ神奈川県のページ(「凝固剤は排泄物を固めるだけでなく、消臭効果や除菌効果のあるものや、10年〜15年の長期保管できるものもあります」)としており、長期保存をうたう製品は防災用品売り場側に多く並びます。100均の商品で数をそろえると、入れ替えの管理コストが人数分だけ増える点は覚えておいてください。期限の考え方は簡易トイレに使用期限はあるかにまとめています。

100均が向いている使い方は3つ

  1. 試す1袋。開封して一度使ってみるための最初の1つ。東京都「東京くらし防災(38ページ)」(「買って置いておくだけでなく、実際に使ってみましょう」)としています。練習用として最も気軽に買える価格帯です
  2. 持ち歩き分。カバンや車に1〜2回分だけ入れておく用途。かさばらず、入れ替えも気になりません
  3. 周辺の消耗品。ポリ袋、ウェットティッシュ、消臭袋、手指用の消毒。トイレ本体より、こちらのほうが100均の実力が出ます

100円ショップで買える防災用品全般の線引きは100円ショップの防災グッズはどこまで使えるかで整理しています。

本数は別で埋める

最低ラインは東京都「もしもの時に困らないトイレの備蓄」(「1日5個×3日分×家族の人数=最低限の備蓄目安」)です。2人なら30回分、4人なら60回分。

ダイソーの10セット(税込550円・2026年8月24日時点)で4人家族の最低ライン60回分を埋めると6箱、経産省の目安(1人35回分)で4人分140回分なら14箱です。買えなくはありませんが、保存期間の記載がない商品を箱数分だけ入れ替え管理することになり、人数が増えるほど手間が膨らみます。まとまった回数のセットで一度に確保し、100均は試用と持ち歩きに割り当てるほうが管理は単純です。

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簡易トイレ(日本防災安全協会認証品)

こんな人に回数分を買ったが、点検と入れ替えの手間を減らしたい

選ぶ理由15年保存で60〜600回まで回数を選べる。日本防災安全協会の認証品

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シートイレ(20回分/50回分/100回分)

こんな人に家族の人数に合わせて回数を選びたい

選ぶ理由20・50・100回分から選べる凝固剤セット。便器にかぶせて使う基本形

必要数の逆算は簡易トイレは何回分必要か、売り場ごとの在庫量の違いは簡易トイレはどこで売ってる?を参照してください。

まとめ