水・食料

水道水の備蓄・汲み置きのやり方|容器の選び方と保存できる日数

根拠: 東京都水道局「くみ置く際の留意事項」(2026年7月24日確認)

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汲み置きは「買わずに今すぐできる」備え

水の備蓄というと保存水を買うイメージが強いですが、水道水をそのまま容器に汲んでおく「汲み置き」も備えの一つです。台風接近が分かってからでも間に合う、追加の備えとして位置づけられます。ただし保存できる日数が短いため、やり方と限界を正しく知っておく必要があります。

保存できる日数の目安

東京都水道局は、汲み置いた水道水の保存期間について次の目安を示しています。1

長期保存水のように5年・10年は持ちません。汲み置きは短期の上積みであり、長期保存水の代わりにはならないという前提で使います。

やり方

水道水を汲み置きする4つの手順 清潔な飲料用容器を用意し、空気の隙間ができないよう口元まで水道水を入れる。浄水器を通したり沸かしたりせず、汲んだ日と常温3日・冷蔵10日の目安を記録する流れ。 1 清潔な容器 飲料用に使われていた ペットボトルなどを使う 容器を清潔にして用意 2 口元まで満水 空気の隙間を 作らないように 容器の口元まで入れる 3 そのまま使う 浄水器を通す 沸かす 消毒用の塩素が除去されるため 4 汲んだ日を書く ラベル・油性ペンで記入 常温 3日 冷蔵 10日 目安を過ぎていないか判断
水道水を汲み置きし、日付と保存目安を確認する手順
  1. 清潔な容器を用意する: ペットボトルなど飲料用に使われていた容器を使う
  2. 口元までいっぱいに満たす: 東京都水道局の案内に沿って、空気の隙間を作らないよう容器の口元まで水を入れる
  3. そのままの水道水を使う: 浄水器を通したり沸かしたりしない。東京都水道局は「浄水器を通したり、沸かしたりすると、消毒用の塩素が除去されてしまいます」としています
  4. 日付を書いておく: 汲んだ日をラベルや油性ペンで容器に書いておくと、常温3日・冷蔵10日の目安を過ぎていないか判断しやすくなります
  5. 期限が来たら生活用水に回す: 飲用に使わず、トイレや洗い物などの生活用水として使い切る

どんな場面で使うか

台風の接近など、事前に数日の猶予がある災害では、直前の上積みとして有効です。台風接近時にやるべきことの全体像は別記事で時系列に整理しています。

台風への備えリスト|直前でも間に合うことと、事前にしか準備できないこと

基本の備蓄量は別に計算する

汲み置きはあくまで補助的な備えです。1人1日3リットルを基準にした必要量の計算方法と、長期保存水・ローリングストックの入れ替え方法は別記事で解説しています。

水の備蓄は何リットル必要?置き場所の作り方と入れ替えのやり方

家族の人数や備蓄日数を変えて必要量を計算したい場合は、ツールでその場で数値を出せます。

備蓄量計算ツールで自分の必要量を出す

長期保存水は5年・10年タイプを基本の備蓄として持ちつつ、給水所へ水を取りに行く場合は運搬用の容器も必要になります。容器は満水にしたときの重さで選んでください。20Lタイプは水を入れると約20kgになるため、階段や距離がある場合は小さめのものを複数持つほうが現実的です。

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保存水 5年 2L×6本

こんな人に水道水のくみ置きだけでは日数が足りない

選ぶ理由5年保存で入れ替えの手間が少ない。くみ置き(3日)の先を受け持つ長期保存水

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10年保存水 1.8L×12本(2ケース)

こんな人に保存水の入れ替えが面倒

選ぶ理由10年保存で管理頻度を下げる

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給水タンク 20L(折りたたみ・コック付き)

こんな人に給水車まで水を運べない

選ぶ理由折りたたみで平時は場所を取らない

まとめ

備え全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 東京都水道局「くみ置く際の留意事項」2026年7月24日確認

    くみ置いた水道水の保存期間は常温で3日間、冷蔵庫で10日間が目安
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