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断水したら給水を受けに行くことになる
備蓄した水を使い切ったあと、次の供給源になるのが給水所です。東京都水道局は、この場所を災害時給水ステーションと呼んで案内しています。1
1人1日3リットル。これは備蓄の計算と同じ数字ですが、給水所ではその量を自分で持ち帰るという条件が付きます。
3リットルは3キロ
見落とされやすいのが重さです。水は1リットルで約1キログラムあるため、3リットルは3キロ。4人家族なら12キロになります。
水道局も、この重さを前提にした持ち物を案内しています。2
手提げのポリタンクに満量を入れると、片手で持って歩くのは現実的ではありません。背負う形にすることが案内の要点です。
何を背負い、何を積むかを分ける
水道局が挙げているのは、背負う形にすることと、空の容器を用意しておくことの2点です。実務としては背負う分と、車や台車で運ぶ分を分けて用意すると過不足が出ません。背負う側はリュックに入る量で組み、家族分をまとめる側は折りたためるタンクで持ちます。
| 運び方 | 用意するもの | 決めるときに見るところ |
|---|---|---|
| 背負って歩く | リュック + 空のペットボトルや給水袋 | 往復する前提で、背負える重さの6〜7割に抑える |
| 車・台車で運ぶ | 折りたたみのタンク | コックの有無。段差や瓦礫がある道では使えない前提も置く |
用意しておくもの
- 背負えるタイプの給水袋: 折りたためるので保管場所を取らない。給水所は行列になることがあり、両手が空く形が有利
- 空のペットボトル: 数本に分けると重量を分散でき、家の中での取り回しも楽になる
- リュックサック: 給水袋やペットボトルを入れて背負う。防災リュックと兼用できる
- 台車やキャリーカート: 家族分をまとめて運ぶ場合。ただし段差や瓦礫がある道では使えないことも想定しておく
容器そのものの選び方は別記事で整理しています。
給水所に行く回数を減らす方法
そもそも備蓄が厚ければ、給水所に通う回数は減ります。何日分を用意するかで必要量は変わるので、家族構成から先に計算しておくと判断が早くなります。
→ 備蓄量計算ツール
汲み置きは長期保存の代わりにはなりませんが、断水が予告されている場合(台風接近時など)には有効です。
まとめ
- 震災時の給水は成人1日3リットルが目安(東京都水道局)
- 3リットルは約3キロ。4人分なら12キロを自分で運ぶことになる
- 水道局は背負えるタイプの給水袋や、空のペットボトルとリュックの用意を案内している
- 行列や瓦礫を想定し、両手が空く形を優先する
- 備蓄量を厚くすれば給水所に通う回数そのものが減る
水の備蓄量と置き場所は水の備蓄は何リットル必要?を参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
東京都水道局「災害時に水を配る場所〜災害時給水ステーション〜」2026年8月6日確認
↩ 本文へ震災時は、成人が1日に必要な飲料水の量である3リットルを目安として給水します
東京都水道局「災害時に水を配る場所〜災害時給水ステーション〜」2026年8月6日確認
↩ 本文へ3リットル(3kg)の水は重いので、背負えるタイプの給水袋や、空のペットボトルとリュックサックなどをご用意ください