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防災グッズをもらって困るもの|贈る側が見落とす5つの条件

根拠: 神奈川県くらし安全防災局「非常持出品の準備(重さの目安)」(2026年8月9日確認) ほか4件(記事末に一覧)

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困る理由は品質ではない

防災グッズをもらって困る理由の比較表 置き場所、期限の管理、住宅の条件、重さ、好みや体質という困る理由と、それぞれ何が起きるかを対応させた表。 困る理由 何が起きるか 置き場所が無い 箱のまま押し入れへ。 発災時に取り出せない 期限の管理が発生する 入れ替えの手間が 受け取った側に残る 住宅の条件に合わない 賃貸で固定具が使えない、 下地が無い 重くて持ち出せない 玄関から動かない 好みや体質に合わない 食べられない、使えない
防災グッズで困る理由と起きること

防災グッズをもらって困るとき、その品物が悪いわけではありません。原因はほぼ次の5つに集約されます。

困る理由何が起きるか
置き場所が無い箱のまま押し入れへ。発災時に取り出せない
期限の管理が発生する入れ替えの手間が受け取った側に残る
住宅の条件に合わない賃貸で固定具が使えない、下地が無い
重くて持ち出せない玄関から動かない
好みや体質に合わない食べられない、使えない

いずれも、贈る側が相手の家の条件を知らないまま選んだことから起きています。

1. 大きい・重い一式

防災リュックやセット類は贈り物として選ばれやすい一方、重さの問題が残ります。1

中身が充実しているほど重くなり、実際には背負えないことがあります。高齢の方、乳児を抱える家庭では特にそうです。贈るなら、中身を減らして使う前提であることを添えます。

2. 期限のある非常食だけ

備蓄食は必要ですが、単体で贈られると入れ替えの手間だけが残ります。2

回す仕組みまで渡せないなら、期限のあるものは贈り物に向きません。味の好みの問題もあります。3

アレルギーがある家庭では、そもそも食べられない可能性もあります。

3. 壁に固定するタイプの器具

家具の固定は効果の大きい対策ですが、住宅の条件に強く依存します。4

賃貸なら原状回復の問題があり、持ち家でも下地の位置と家具の寸法が合わなければ使えません。贈るなら相手に選んでもらう形にするのが確実です。

4. 大容量のポータブル電源

高価で立派な贈り物ですが、受け取る側には次が発生します。

「あると安心」と「使える」の間には距離があります。相手が使う予定を持っていない場合、置物になります。

5. 保管に条件があるもの

車載を想定した品や、温度の影響を受けるものは、置き場所の指定まで伝えないと機能しません。渡した瞬間は喜ばれても、条件が伝わっていなければ使えない状態で保管されます。

代わりに外さないもの

困る理由の裏返しで選ぶと、次の条件を満たすものが残ります。

明かりはこの4つをすべて満たします。停電はどの住宅でも起きます。

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足元を守るものも、置くだけで機能します。散乱した室内を歩く危険は、都も指摘しています。5

迷ったら選ばせる

相手の住環境も、既に持っているものも分からない場合は、品物を選び切らないほうが外しません。カタログや商品券で相手に選んでもらう形にすれば、置き場所も条件も相手の判断に委ねられます。

まとめ

場面別の選び方は新築祝いに贈る防災グッズ賃貸に引っ越す人へ贈る防災グッズ敬老の日に贈る防災グッズ、のしの書き方は防災グッズを贈るときの のし と表書きを参照してください。

出典と根拠

本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。

  1. 神奈川県くらし安全防災局「非常持出品の準備(重さの目安)」2026年8月9日確認

    リュックなどに入れる重さの目安は、男性で15キロ、女性で10キロ程度です
    ↩ 本文へ
  2. 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(2)」2026年8月6日確認

    普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法
    ↩ 本文へ
  3. 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(3)」2026年9月1日確認

    日頃から、栄養バランスや使い勝手を考えて各家庭に合った食品を選ぶことが大切です
    ↩ 本文へ
  4. 東京消防庁「自宅の家具転対策」2026年8月3日確認

    脚の部分のロックを行うとともに、冷蔵庫の上部をベルトなどで背面の壁と連結することが有効ですが、壁側にネジ止めをする器具の場合は、壁の強度のある部分で行う必要があります
    ↩ 本文へ
  5. 東京都「日常備蓄」パンフレット2026年8月6日確認

    夜間の発災で停電した場合、暗闇の中、壊れた家具やガラスが散乱する部屋を歩くことは非常に危険です
    ↩ 本文へ