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賃貸という条件が先に効く
引っ越し祝いに防災グッズを選ぶとき、相手が賃貸に移るなら最初に落ちる候補があります。壁や天井に固定するタイプのものです。
家具の固定そのものは、効果の大きい対策です。1
ただし、固定具は住宅の条件に依存します。2
賃貸ではネジを打てないことが多く、打てたとしても退去時の原状回復に関わります。贈る側が住宅の条件を知らないまま固定具を選ぶと、使われないまま終わります。
選ぶときの3条件
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| 壁・天井を傷つけずに使えるか | 原状回復の対象になると、そもそも設置されない |
| 日常で使えるか | 防災用品然としていると押し入れに入って忘れられる |
| 引っ越し直後に置き場所が決まるか | 荷解きの段階で定位置が決まらないと箱のまま残る |
3つ目が引っ越し祝い特有の条件です。荷解きの流れに乗るものは残り、乗らないものは箱に戻ります。リビングや玄関に「置くだけ」で完結するものが有利になります。
贈るなら:日常に置ける明かり
停電はどの住宅でも起きます。明かりは期限の管理も要らず、賃貸の制約とも無関係です。
東京都は、ライトの種類ごとに役割を分けて示しています。3
インテリアとして置ける形なら、荷解きの段階でそのまま定位置が決まります。
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贈るなら:足元を守るもの
地震で割れるのは、固定していない食器やガラスです。賃貸でも持ち込めて、玄関や寝室に置くだけで機能します。
散乱した室内を歩くことの危険は、都も指摘しています。4
避けたほうがよいもの
- ネジ止めが前提の固定具: 賃貸では使えないことが多い。贈るなら相手に選んでもらう形にする
- 突っ張り棒だけ: 効きが天井の下地に依存します。単体では期待どおりにならない場合があります
- 大型の備蓄品: 引っ越し直後は収納が決まっておらず、置き場所が確保できません
- 期限の短い非常食のみ: 管理の宿題を渡すことになります
まとめ
- 賃貸では、壁や天井に固定するものが最初に落ちる
- 選ぶ基準は、傷つけずに使えるか・日常で使えるか・置き場所がすぐ決まるか
- 明かりは制約と無関係で、荷解きの流れに乗りやすい
- 足元を守るものは、置くだけで機能する
- 固定具を贈りたいなら、相手に選んでもらう形にする
賃貸での固定方法は賃貸で穴を開けずに家具を固定する、贈り物全般の考え方は防災グッズをプレゼントするなら、新築の場合は新築祝いに贈る防災グッズ、避けたい品は防災グッズをもらって困ったものを参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
内閣府「広報ぼうさい 特集3 地震に備える」2026年9月1日確認
↩ 本文へ近年発生した大きな地震でけがをした人の原因は、約30%から50%が家具類の転倒・落下・移動によるものでした
東京消防庁「自宅の家具転対策」2026年8月3日確認
↩ 本文へ脚の部分のロックを行うとともに、冷蔵庫の上部をベルトなどで背面の壁と連結することが有効ですが、壁側にネジ止めをする器具の場合は、壁の強度のある部分で行う必要があります
東京都「日常備蓄」パンフレット2026年8月6日確認
↩ 本文へ向けた方向しか照らせず片手が塞がってしまう懐中電灯と比べ、部屋全体を明るくできるため室内照明として有用です。家族が同時に使うリビングやキッチン、トイレに1個ずつ用意しましょう
東京都「日常備蓄」パンフレット2026年8月6日確認
↩ 本文へ夜間の発災で停電した場合、暗闇の中、壊れた家具やガラスが散乱する部屋を歩くことは非常に危険です