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職場の退職祝いに防災グッズ|持ち帰れるかで選ぶ
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最初の制約は「その日に持ち帰れるか」
退職祝いは、多くの場合その日のうちに本人へ手渡されます。ここが他の贈り物の場面と決定的に違う点です。
送別会のあと、本人は花束や色紙をすでに持っています。そこに大きな箱が加わると、電車で持ち帰れません。中身の良し悪しより先に、サイズと重量が効きます。
防災グッズは、この制約ともっとも相性が悪いカテゴリの1つです。水・非常食・リュック一式は、どれも重いか、かさばるかのどちらかに当たります。
選ぶ順序
- その日に手渡すか、後日届けるかを先に決める
- 手渡すなら、片手で持てるサイズに限定する
- 後日届けられるなら、選択肢が一気に広がる
- そのうえで、相手の新しい生活に合うものを選ぶ
2を選ぶ場合、贈れるものはかなり絞られます。3を選べるなら、住所を確認する手間と引き換えに制約が外れます。連名でまとまった額になるときは、カタログ形式にして後日本人に選んでもらう方が確実です。
カタログ形式の得失は別記事にまとめています。選ぶ手間が相手に移る点は、退職という区切りでは負担になりにくい部類です。
相手の生活が変わることを織り込む
退職は、生活の前提そのものが変わる場面です。贈り物を選ぶときは、変化の方向を押さえておくと外しません。
| 退職後の状況 | 変わること | 向く贈り物 |
|---|---|---|
| 定年退職で在宅時間が増える | 日中を自宅で過ごす。在宅避難の想定が現実的になる | 明かり、在宅で使える備え |
| 転職・独立 | 通勤経路が変わる。帰宅困難の想定が変わる | 持ち歩ける小物 |
| 引っ越しを伴う | 新居の収納が未定 | 中身を本人に選んでもらう形 |
| 家族の介護等が理由 | 荷物を増やしたくない | かさばらないもの、消耗品でないもの |
どれに当たるか分からない場合は、4つすべてに当てはまる「かさばらない・期限管理が要らない・置き場所を選ばない」ものが安全です。
手渡す場合に向くもの
インテリアとして置ける明かり
停電はどの住まいでも起きます。防災用品然としておらず、片手で持てるサイズに収まります。
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避けたほうがいいもの
- 保存水・非常食のケース: 重量とかさで、その日に持ち帰れません
- 防災リュック一式: 収納の前提が分からず、置き場所を占有します
- 消火器: 設置期限の管理と処分の手続きが発生します
- 刃物を含むツール類: 贈り物としては避ける慣習があります
- 名入れの品: 防災用品では実用性を損なう場合があり、処分もしにくくなります
職場でまとめて配る場合
退職者が複数いる場合や、部署全体へ配る場合は、条件が「ばらまき」に近づきます。相手の属性が分からない前提になるため、選び方が変わります。
職場での備えそのものを見直すきっかけにする手もあります。帰宅困難の想定は、通勤している全員に共通する話題です。
まとめ
- 中身より先に「その日に持ち帰れるか」で選択肢が決まる
- 手渡すなら片手で持てるサイズ、後日届けられるなら制約が外れる
- 連名でまとまった額になるならカタログ形式が確実
- 退職後の生活の変化(在宅時間・通勤経路・引っ越し)を織り込む
- 保存水・非常食のケース・リュック一式・消火器・名入れ品は避ける
贈り物としての防災グッズ全般は防災グッズのプレゼント、結婚祝いの場合は結婚祝いに防災グッズを贈っていいかを参照してください。