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「そこまで用意する?」と迷われがちな持ち物
防災リストに耳栓・アイマスクが載っていると、他の必需品に比べて優先度が低く感じられ、後回しにされがちです。しかし避難所は多くの人が同じ空間で過ごす場所で、照明が終夜点灯していたり、周囲の物音や話し声が絶えなかったりする環境です。眠れないことが数日続くと、体調管理そのものに影響します。
公的な分類では「生活用品」に位置づけられる
総務省消防庁の非常用持出品チェックシートは、持出品を8つのカテゴリに分けて整理しています。1
耳栓・アイマスクは「生活用品」カテゴリに含まれる、避難生活を継続的に送るための道具と位置づけられます。命に直接関わる道具ではありませんが、継続的な避難生活を支える道具として、他の生活用品と同じ枠で準備を検討する価値があります。
何を優先すべきか
すべての人に同じ優先度で必要というわけではありません。次のような人は特に検討する価値があります。
- 普段から物音や光に敏感で寝つきにくい人
- 小さな子どもと一緒で、周囲の音に子どもが反応してしまうことを避けたい人
- 交代で見守りが必要な家族がいて、自分の睡眠時間を確保したい人
逆に、普段からどこでも眠れるタイプの人にとっては優先度が下がる持ち物でもあります。リストにあるから必ず入れる、ではなく自分や家族の傾向で判断するのが実用的です。
入れると決めたら、耳栓とアイマスクは1組で持つのが扱いやすくなります。音だけ、光だけを止めても、もう片方が残っていると眠りにくいためです。アイマスクは目に当たる部分が立体的で、まぶたが押されない型を選ぶと、寝返りを打っても外れにくくなります。
買ったら一晩使ってみてください。合わないものは避難所でも結局外してしまい、荷物になるだけで終わります。
荷物を増やしたくない場合の考え方
耳栓・アイマスクはどちらも小さく軽いため、防災ポーチの中身を圧迫しにくい持ち物です。毎日持ち歩く用途というより、避難用リュックの中に他の生活用品とまとめて入れておく形で十分対応できます。
まとめ
- 耳栓・アイマスクは公的な分類上「生活用品」に位置づけられる継続的な避難生活のための道具
- 音や光への敏感さ、子どもの有無など個人差で優先度を判断する
- サイズが小さいため、他の生活用品と一緒にリュックへまとめておけば負担にならない
避難所への持ち物全体は避難所への持ち物、最低限は何か、就寝スペースの仕切りは避難所のテント・間仕切りは必要か、備え全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
総務省消防庁「非常用持出品チェックシート」2026年8月11日確認
↩ 本文へ非常用持出品は貴重品類・避難用具・生活用品・救急用具・非常食品・衣料品・感染症対策物品・その他の8カテゴリで構成されている