非常食のおかず、缶詰で何を選ぶ?主食だけで終わらせない備え方
根拠: 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(1) なぜ家庭備蓄が必要なのか」(2026年8月6日確認) ほか1件(記事末に一覧)
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主食だけの備蓄は続かない
非常食の備蓄というと、アルファ米などの主食を中心にそろえがちです。しかし主食だけの食事が数日続くと、味に飽きて食べる量が減ってしまうことがあります。おかずになる缶詰・惣菜類を組み合わせておくと、食事の満足度を保ちやすくなります。
備蓄量の考え方は主食・おかずを分けていない
農林水産省の備蓄ガイドは、食料備蓄の量そのものについて目安を示しています。12
この「9食・21食」には主食・おかずの内訳までは示されておらず、何をどう組み合わせるかは各家庭の判断に委ねられています。
おかずを選ぶときのポイント
- 常温でそのまま食べられるか: 加熱設備が使えない前提で選ぶと、火が使えない状況でも困りません
- 味のバリエーション: 魚・肉・野菜など種類を分けておくと、同じ味が続く負担を減らせます
- 賞味期限の長さ: ローリングストックで日常的に消費しながら備蓄する場合と、長期保存前提で分けて置く場合で選び方が変わります
ローリングストックのやり方(日常層と長期層の分け方)は別記事で詳しく解説しています。
1品ずつ選ぶか、献立ごとそろえるか
おかずを1品ずつ選ぶと、常温で食べられるか・味が重ならないかを毎回自分で見ることになります。普段からその缶詰を食べている家庭なら1品ずつのほうが確実で、ローリングストックにもそのまま乗ります。逆に、いま主食しか無くて数日分を一度に埋めたい場合は、主食と主菜が組まれたセットのほうが早く形になります。
| 選び方 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 缶詰を1品ずつ買う | 普段から食べている銘柄がある | 主食との食数が合っているか自分で数える |
| 日数分のセットを買う | 主食しか無い / 献立を考える時間がない | 期限が同時に来る。中身の味が家族に合うか先に確かめる |
セット側は、主食だけでなくおかずと汁物まで日数分そろっている形が扱いやすくなります。
加熱できない状況を想定した組み合わせ
カセットコンロのボンベが切れる、断水で調理用の水すら惜しいといった状況では、火も水も使わずに食べられる主食・おかずの組み合わせが最後の砦になります。
まとめ
- 農林水産省の備蓄ガイドが示す食数(3日で9食・1週間で21食)には、主食・おかずの内訳は示されていない
- 主食だけだと味に飽きて食べる量が減りやすいため、缶詰・惣菜類を組み合わせる
- そのまま食べられるか、賞味期限の長さで日常層・長期層を分けて選ぶ
備蓄する量そのものの計算は備蓄量計算ツール、全体の優先順位は防災グッズで本当に必要なものリストを参照してください。
出典と根拠
本文の番号に対応する出典と、判断の根拠にした原文の引用です。確認日は当サイトが原文を照合した日です。
農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(1)」2026年8月6日確認
↩ 本文へ最低3日分〜1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましいといわれています
災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます
農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」(PDF)2026年7月24日確認
↩ 本文へ大人1人あたり、3日分であれば9食、1週間分であれば21食を確保することが例として示されている