携帯トイレと簡易トイレの違いとは?名称より「タイプ」で選ぶ方法
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「携帯トイレ」「簡易トイレ」どっちを買えばいいのか分からない
防災用のトイレを探していると、同じような見た目の商品なのに「携帯トイレ」「簡易トイレ」「非常用トイレ」「防災トイレ」など、店やメーカーによって呼び方がバラバラなことに気づきます。
結論から言うと、これらの名称には業界で統一された厳密な定義はなく、同じタイプの商品でもメーカーによって呼び分けが違うのが実態です。名称だけで選ぼうとすると混乱するので、この記事では商品の中身(構造)で3タイプに分けて整理します。必要な回数の計算方法は別記事に譲り、ここでは「どのタイプを選ぶべきか」に絞って解説します。
名称ではなく「商品タイプ」で3つに分ける
呼び方は統一されていませんが、実際に販売されている商品を構造で見ると、おおむね次の3タイプに分けられます。
| タイプ | 特徴 | 主な呼ばれ方の例 |
|---|---|---|
| 据置き型 | 自宅の洋式便器にかぶせて使う。凝固剤で固めるものが多い | 簡易トイレ、非常用トイレ |
| 携帯型 | 便座・フレームごと単体で使える。便器がない場所でも設置可能 | 携帯トイレ、簡易トイレ(折りたたみ) |
| 兼用型 | 普段は踏み台や椅子として使い、非常時にトイレへ切り替える | 簡易トイレ、多機能防災グッズ |
同じ「簡易トイレ」という表記でも、据置き型を指している商品と携帯型を指している商品の両方があるので、購入前に商品説明の写真と構造を必ず確認してください。
据置き型:自宅の洋式便器にかぶせて使う
在宅避難が前提で、断水時にも自宅のトイレの形をそのまま使いたい場合はこのタイプが基本です。便器にかぶせて凝固剤で固めるシンプルな仕組みで、収納もかさばりません。
携帯型:便器がなくても単体で使える
車中泊、屋外での避難生活、断水で洋式便器そのものが使えない状況など、「便器を前提にできない」場面で活躍するのがこのタイプです。フレームや便座が一体になっており、置く場所さえあれば設置できます。
兼用型:普段づかいの家具と一体化
賃貸などで防災グッズ専用の収納スペースを確保しにくい場合は、普段は踏み台や椅子として使い、いざというときにトイレとして展開できる兼用タイプが場所を取りません。
どのタイプが自分に合うか
- 在宅避難が中心: 据置き型で十分。自宅の便器の形をそのまま使えるので使い方に迷いません
- 車中泊・屋外・停電で自宅に戻れない可能性がある: 便器を前提にしない携帯型を選んでおくと安心です
- 賃貸で収納場所を確保しにくい: 普段使いと兼用できる兼用型を選ぶと専用スペースが要りません
在宅避難と車移動の両方に備えたい場合は、据置き型を主力にしつつ、車に携帯型を1つ積んでおくという組み合わせも現実的です。
買う前に確認しておきたいこと
タイプを決めたあとは、次の点を商品ページで必ず確認してください。
- 凝固剤が付属しているか: セットに含まれているか、別売りかで初期費用が変わります
- 防臭袋の有無: 使用後の袋を数日保管する前提になるため、防臭仕様かどうかは商品ごとに差があります
- 何回分入っているか: タイプが決まったら、必要な回数は家族構成によって変わります
必要な回数の具体的な計算方法は、以下の記事にまとめています。
まとめ
「携帯トイレ」と「簡易トイレ」という名称の違いにこだわる必要はありません。大事なのは、据置き型・携帯型・兼用型のどのタイプが自分の避難シーンに合うかを見極めることです。まだ防災グッズ全体の優先順位を確認していない人は、本当に必要な防災グッズのリストも合わせて確認してください。


